数量表現

先日、自分の本棚からこんな本を見つけた。

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研究社のこの辞典は、Amazonでも評価が高く、たぶん私もそれにつられて買った気がするけど、以前、電気関係の技術者向け学習テキストを翻訳したときに使用したような気もする。。。

まぁ、今は何でもネットで調べられるので、私の記憶に残らないほど使用頻度の低い辞典(新品みたいだ。情けないなぁ。。。)

しかし、帯に「トリビア」という文字を見つけ、ページをめくってみると、暦やスポーツなど意外なものも載っている。

「ふぅ~ん」と思いながらさらに読み進めていくと、「ギリシア語/ラテン語系の数を表す接頭辞」ですこし興味深いモノを見つけた。

先日も話題になった113番元素に関連する「新元素名」。

本書によれば、「元素は110余りの名前が決まっているが、名前が未決定の新元素については元素番号の数字を次の造語要素で置き換えて名称を作ることができる」そうだ。

113番元素は、「un(ウン)」という造語要素で「ununtrium(ウンウントリウム)」とある。ちょっと変わった名前。

私は化学に関してはドアホなので理研で調べてみると、元素周期表にはまだきちんとした名前が記されていない。というか、ホントに日本が命名権を獲得したのは初めてだということがわかってちょっとがっかりしたけど、やはりスゴイ。

113番元素がどのように発見されたかも詳しく書かれていて、「おおぉ~~~!」みたいな。。。

「原子番号30亜鉛を加速させ...原子番号83ビスマスに衝突させると...113番元素が検出」されたとか。。。

ちょっと日本語の分からない部分もあるけれど、命名権を獲得できたのはすばらしい。

理研というとなんちゃら細胞でマイナスなイメージがあるし、研究者ってただの金食い虫みたいに思っていたけれど、貢献度の高い職業だと気付かされた。

まぁ、数量表現にはほとんど関係ないことで新発見ができるこの本。

段ボールに入れずに本棚のよく見える場所に置いとこう。





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by stevia-herb | 2016-06-16 11:19 | 翻訳関連(ツール、辞書、セミナーetc) | Comments(0)

お茶好きなフリー翻訳者の気まぐれ日記


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